一日一発見
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耐火性能とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

通常火災が発生し、終了するまでの間、建築物の倒壊延焼を防止するために、建築物の部分に必要とされる性能を「耐火性能」といいます。

壁、柱、床などの建築物の部分ごとに、「耐火性能」に関して政令で定める技術的基準に適合する「鉄筋コンクリート造」や「鉄骨鉄筋コンクリート造」などの構造で、国土交通大臣が定めた構造方法のもの、または国土交通大臣の認定を受けたものをいいます。

その技術的基準は、建築物の階と部分により、非損傷性、遮熱性、遮炎性に対しての耐火時間の基準が定められています。

(非損傷性:火災による建築物の倒壊を防止する性能)

(遮炎性:外壁と屋根に関して、屋内で発生する火災が屋外に火災を出す原因となる亀裂などを生じない性能をいい、これにより建築物の延焼を防止する)

 

耐火時間は階数が多くなるにつれて長くなります。15階以上で柱、梁となると3時間が必要のようです。3時間も耐えられる素材…一体なんなのでしょうか。次回、また詳しくお話したいと思います。

 

今回のまとめです。

 

 

 

 

延焼のおそれのある部分について

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

建物が密接した地域で火災が起きると隣の建築物も「延焼」といって、1棟の建築物の火災がほかの棟の建築物に及ぶことがあります。それを防ぐために、「延焼のおそれのある部分」というのが法によって定められています。

 

「延焼のおそれのある部分」は、隣接する建築物や道路を挟んだ反対側の建築物から火災が燃え移りやすい部分をいいます。

隣地境界線、道路中心線、同一敷地内の2以上の建築物相互の外壁間の中心線から、1階部分では3m以内、2階以上では5m以内の建築物の部分が、延焼のおそれのある部分となります。

 

 

 

 

 

 

 

防火上有効な公園や広場、川、耐火構造の壁などに面する場合は3m、5mの距離は考えなくてかまいません。たしかにこれらは延焼のおそれがないですね。

敷地の衛生と安全

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

以前、敷地についてお話をしましたが、さらに加えると敷地は、そこに住んでいる人の生命や財産を守るために安全で衛生的でなければなりません。また、快適で健康な生活を得るものであるべきなのです。そのために敷地には、次に示す規定があります。

 

〃築物の敷地は接している周囲の道より高く、地盤面は周囲の土地より高くしなければならない。ただし、敷地内の排水に支障がなく、建築物の用途により防湿の必要がない場合には、緩和される。

 

敷地が道より低いと水はけが悪くなり、また大雨の時に大量の水が敷地に流れ込んでくることがあります。

 

⊆晶瓩陛效蓮⊇仗紊里それの多い土地などには、盛土や地盤改良などを施す。

 

 

I瀉呂砲蓮下水管、下水溝、ためますなどを設ける。

 

 

いけ崩れなどによる被害を受けるおそれのある場合は、擁壁などを設ける。

 

 

 

避難階とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

建築物には「避難階」というものが必ず存在します。

「避難階」とは、その名の通り、直接地上へ通じる出入り口のある階をいいます。一般には、1階が避難階ですが、傾斜地などでは2階や地階が避難階になることもあります。

 

 

図のような場合だと、直接地上へ通じる出入り口のあるのが1Fと3Fになるのでこの2フロアが避難階になります。必ずしも1Fが避難階とは限らない、というのがポイントです。

地階とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「地階」と言われて思い浮かべるのは、「1Fより下の階」、こう考えるのは決して間違いではありません。しかし、何をもって「地階」と言うのか?こうなると途端に怪しくなってきます…。ですが、そんな「地階」もちゃんとした定義が存在するのでこれから説明したいと思います。

 

地階とは、「床が地盤面下にある階で、床面から地盤面の高さが、その階の天井の高さの1/3以上のもの」をいいます。

 

 

例えば、

・天井高(H)が3m

・床面から地盤面までの高さ(h)が1m

だとしましょう。となると、3mの1/3以上は1m。よって「h」は天井高の1/3以上になるので、地階となります。

これが、

・天井高(H)が2.7m

・床面から地盤面までの高さ(h)が0.8m

になると、2.7mの1/3は0.9mなので、地階とはなりません。

 

地階では、この「1/3以上」がとても重要になってくるということです…!地盤面より下に床面があれば全て地階と思っていましたが、そうではなかったようですね。これを知ると、今まで地階と思っていた場所もひょっとしたら地階ではなかった…なんてこともありそうなので、街を歩くときの楽しさがまた増えました!

敷地について

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「敷地」という言葉は使用する機会が少ないかもしれませんが、わたしは人々にとってとても身近な言葉だと思っています。外に出れば、自分の家も隣の家も駅も学校も職場も、「敷地」があってこそ存在するものですよね。建築の言葉は難しそう、あまり使わないとわたしも最初は思っていましたが、わたしたちの生活に意外と密接に関係している言葉が多いのです。

そんな「敷地」という言葉も、いろいろ決まりがあって成り立っているので面白いですよ…!

 

まず敷地は、「1棟の建築物、または用途上不可分の関係にある2以上の建築物のある一団の土地」をいいます。1つの敷地には、1つの建築物を建てる「1建築物1敷地」が原則です。

一団の土地とは「道路、塀、水路などで分けられずに連続している土地」のことをいいます。

 

 

わかりやすく絵で示すとこういうことになります。1つの敷地に対して、1つの建築物です。

しかし、ここで少し考えてみてください…!学校は1つの敷地に校舎と体育館がありますよね?あれ…これはルール違反じゃないのか…、と恐れる必要は全くありません。

「学校」と「校舎」のような関係を「用途上不可分」といい、建物の使い方を分けられない関係にある建築物以外は別敷地とします。例えば、

・戸建住宅 + 物置

・共同住宅 + 自転車置き場

・工場 + 事務所または倉庫

などは用途上不可分の関係といえます。よって、1つの敷地に建築しても問題ありません。

反対に、

・戸建住宅 + 戸建住宅

・病院 + 看護師の寄宿舎

などは用途上可分といって、同じ使い道とみなされて1つの敷地に一緒に建築できません。

 

 

このようなことを知った上で改めて街を見渡してみると、なるほど…!と感じることができると思います。

設計図書とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

建築物を建築する際には、「設計図書」というものがなければ始まりません。

「設計図書」とはいわゆる、「図面」のことです。建築物、敷地、工作物(土地に定着する人工物のすべてを指します)に関する工事用の図面と仕様書(建築物のグレードなど図面で表すことができない内容を文書で表した書類)をいいます。

ただし、原寸図などは除外されます。原寸図とは、実際に作る物と同じ寸法で図面にしたものです。開口部まわりや:いろいろな取り合い部分など、意匠上や構造上の重要な箇所の納まりを描きます。

FDとは?

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

先日「FDの設置した写真を撮ってきて」と指示を受けたのですが、みなさん「FD」ご存知でしょうか?その言葉をはじめて聞いたわたしは「(FDってなに…)」と思いましたが、知らないことは調べるのみ、早速調べてみました…!

 

「FD」とはまず何の略かというと、「Fire Damper」の略称です。別名「防火ダンパー」ともいいます。

「FD」の役割は、火災が起きた際に拡大を防ぐために、火災による煙の発生、風道内の温度上昇した場合に自動的に閉鎖します。まとめると、あるフロアで火災が発生し風道に火が入ってしまうとそこを伝って全階まで火を送ってしまうおそれがあるため、このFDで火を遮断し火災の拡大をさせないということです。

 

 

こちらが「FD」です。(他にも色んなタイプのFDがあります)

真ん中に見える薄い鉄板のようなものが、ダンパーです。こちらで遮断をします。

 

 

建物にはわたしたちが安全で快適に過ごせるように、色々な工夫が施されているのですね…!FDは普通に生活しているとあまり目にすることはありませんが、とても重要な役割を担っているということです。

建築設備とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「建築設備」と言われて思い浮かぶものはなんでしょうか?

住宅でいうと…照明、エアコン、キッチンの給排水、ガス、換気扇などなど、これらはれっきとした「建築設備」です。

 

建築物に設ける

・電気

・ガス

・給水

・排水

・換気

・暖房

・冷房

・消火

・排煙

・汚物処理の設備(浄化槽など)

・煙突

・昇降機(エレベーター)

・避雷針

これらを建築設備といいます。いずれも建築物と一体になって、建築物として機能を十分に働かせるものです。

 

建築物は、建築設備があってこそ成り立つのですね。

 

主要構造部とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

以前に「主要構造部」という言葉を見かけたのですが、主要の構造部なので建築物が倒れないように、もたせるための構造のことを意味しているのだと思っていました。しかし調べてみるとしっかり間違っていたので、今回はその間違いを繰り返さないためにも「主要構造部」についてお話をします…!

 

主要構造部というのは、

・壁

・柱

・床

・梁

・屋根

・階段

の6種類の建築物の部分をいいます。

ただし、構造上(※構造耐力上の意味ではないです)重要でない、

・間仕切り壁

・間柱

・付柱

・揚げ床

最下階の床

・廻り舞台の床

・小梁

・庇

・局部的な小階段

・屋外階段

基礎

などは、主要構造部ではありません。

 

 

主要構造部は、主に防火上から見て主要な建築物の部分という意味で、「構造耐力上主要な部分」、いわゆる建築物がもつかもたないかの構造とは異なるのです。なので、基礎が主要構造部に含まれないと知り「主要中の主要では!?」と思ったのですが、基礎は防火上の影響が少ないため含まれないようです。主要構造部は防火と深い結びつきがあって存在する言葉なのですね。