一日一発見
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地階とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「地階」と言われて思い浮かべるのは、「1Fより下の階」、こう考えるのは決して間違いではありません。しかし、何をもって「地階」と言うのか?こうなると途端に怪しくなってきます…。ですが、そんな「地階」もちゃんとした定義が存在するのでこれから説明したいと思います。

 

地階とは、「床が地盤面下にある階で、床面から地盤面の高さが、その階の天井の高さの1/3以上のもの」をいいます。

 

 

例えば、

・天井高(H)が3m

・床面から地盤面までの高さ(h)が1m

だとしましょう。となると、3mの1/3以上は1m。よって「h」は天井高の1/3以上になるので、地階となります。

これが、

・天井高(H)が2.7m

・床面から地盤面までの高さ(h)が0.8m

になると、2.7mの1/3は0.9mなので、地階とはなりません。

 

地階では、この「1/3以上」がとても重要になってくるということです…!地盤面より下に床面があれば全て地階と思っていましたが、そうではなかったようですね。これを知ると、今まで地階と思っていた場所もひょっとしたら地階ではなかった…なんてこともありそうなので、街を歩くときの楽しさがまた増えました!

敷地について

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「敷地」という言葉は使用する機会が少ないかもしれませんが、わたしは人々にとってとても身近な言葉だと思っています。外に出れば、自分の家も隣の家も駅も学校も職場も、「敷地」があってこそ存在するものですよね。建築の言葉は難しそう、あまり使わないとわたしも最初は思っていましたが、わたしたちの生活に意外と密接に関係している言葉が多いのです。

そんな「敷地」という言葉も、いろいろ決まりがあって成り立っているので面白いですよ…!

 

まず敷地は、「1棟の建築物、または用途上不可分の関係にある2以上の建築物のある一団の土地」をいいます。1つの敷地には、1つの建築物を建てる「1建築物1敷地」が原則です。

一団の土地とは「道路、塀、水路などで分けられずに連続している土地」のことをいいます。

 

 

わかりやすく絵で示すとこういうことになります。1つの敷地に対して、1つの建築物です。

しかし、ここで少し考えてみてください…!学校は1つの敷地に校舎と体育館がありますよね?あれ…これはルール違反じゃないのか…、と恐れる必要は全くありません。

「学校」と「校舎」のような関係を「用途上不可分」といい、建物の使い方を分けられない関係にある建築物以外は別敷地とします。例えば、

・戸建住宅 + 物置

・共同住宅 + 自転車置き場

・工場 + 事務所または倉庫

などは用途上不可分の関係といえます。よって、1つの敷地に建築しても問題ありません。

反対に、

・戸建住宅 + 戸建住宅

・病院 + 看護師の寄宿舎

などは用途上可分といって、同じ使い道とみなされて1つの敷地に一緒に建築できません。

 

 

このようなことを知った上で改めて街を見渡してみると、なるほど…!と感じることができると思います。

設計図書とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

建築物を建築する際には、「設計図書」というものがなければ始まりません。

「設計図書」とはいわゆる、「図面」のことです。建築物、敷地、工作物(土地に定着する人工物のすべてを指します)に関する工事用の図面と仕様書(建築物のグレードなど図面で表すことができない内容を文書で表した書類)をいいます。

ただし、原寸図などは除外されます。原寸図とは、実際に作る物と同じ寸法で図面にしたものです。開口部まわりや:いろいろな取り合い部分など、意匠上や構造上の重要な箇所の納まりを描きます。

FDとは?

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

先日「FDの設置した写真を撮ってきて」と指示を受けたのですが、みなさん「FD」ご存知でしょうか?その言葉をはじめて聞いたわたしは「(FDってなに…)」と思いましたが、知らないことは調べるのみ、早速調べてみました…!

 

「FD」とはまず何の略かというと、「Fire Damper」の略称です。別名「防火ダンパー」ともいいます。

「FD」の役割は、火災が起きた際に拡大を防ぐために、火災による煙の発生、風道内の温度上昇した場合に自動的に閉鎖します。まとめると、あるフロアで火災が発生し風道に火が入ってしまうとそこを伝って全階まで火を送ってしまうおそれがあるため、このFDで火を遮断し火災の拡大をさせないということです。

 

 

こちらが「FD」です。(他にも色んなタイプのFDがあります)

真ん中に見える薄い鉄板のようなものが、ダンパーです。こちらで遮断をします。

 

 

建物にはわたしたちが安全で快適に過ごせるように、色々な工夫が施されているのですね…!FDは普通に生活しているとあまり目にすることはありませんが、とても重要な役割を担っているということです。

建築設備とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「建築設備」と言われて思い浮かぶものはなんでしょうか?

住宅でいうと…照明、エアコン、キッチンの給排水、ガス、換気扇などなど、これらはれっきとした「建築設備」です。

 

建築物に設ける

・電気

・ガス

・給水

・排水

・換気

・暖房

・冷房

・消火

・排煙

・汚物処理の設備(浄化槽など)

・煙突

・昇降機(エレベーター)

・避雷針

これらを建築設備といいます。いずれも建築物と一体になって、建築物として機能を十分に働かせるものです。

 

建築物は、建築設備があってこそ成り立つのですね。

 

主要構造部とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

以前に「主要構造部」という言葉を見かけたのですが、主要の構造部なので建築物が倒れないように、もたせるための構造のことを意味しているのだと思っていました。しかし調べてみるとしっかり間違っていたので、今回はその間違いを繰り返さないためにも「主要構造部」についてお話をします…!

 

主要構造部というのは、

・壁

・柱

・床

・梁

・屋根

・階段

の6種類の建築物の部分をいいます。

ただし、構造上(※構造耐力上の意味ではないです)重要でない、

・間仕切り壁

・間柱

・付柱

・揚げ床

最下階の床

・廻り舞台の床

・小梁

・庇

・局部的な小階段

・屋外階段

基礎

などは、主要構造部ではありません。

 

 

主要構造部は、主に防火上から見て主要な建築物の部分という意味で、「構造耐力上主要な部分」、いわゆる建築物がもつかもたないかの構造とは異なるのです。なので、基礎が主要構造部に含まれないと知り「主要中の主要では!?」と思ったのですが、基礎は防火上の影響が少ないため含まれないようです。主要構造部は防火と深い結びつきがあって存在する言葉なのですね。

 

建築とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「建築」というのは意外にも説明するのが難しい言葉だと思います。ですが建築基準法では、わかりやすく建築物の新築増築改築移転の4つの行為をまとめて「建築」といいます。大規模の修繕や大規模の模様替、用途変更(既存の建物の使い方を変えること。例:旅館→美術館)などは建築とはいいません。

 

/恵

更地に新たに建築物を建てること。材料の新旧は問いません。

 

 

∩築

すでに立っている建築物の床面積を増やすこと

 

 

2築

今まであった建築物を取り壊し、以前の建築物と用途、規模、構造が著しく異ならない建築物をつくること

(一般に使われている「改築」とは意味が異なります)

 

 

ぐ榲

同一敷地内で建築物を移動すること。いわゆる「ひき家(建物をそのままの状態で移動させること)」がこれに当たります。

 

 

 

建築基準法では改築の意味が異なるのですね。そして私がこれまでイメージしていた「改築」とは全く違う意味でした。これは注意したいと思います…!

 

また先ほど「大規模の修繕、大規模の模様替」と話しましたが、これらについては建築物の主要構造部の1種以上について行う過半(全体の半分を超えること)の修繕や模様替をいいます。

・修繕…建築物の補修が必要な部分を、同じ材料を使い、建築した当初と同じ状態に戻すための工事

・模様替…建築物の補修が必要な部分を、材料などが既存の建築物と異なるものを使って行う工事

 

 

建築物とならないもの

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

前回、「建築物」についてお話をしましたが「建築物にならないもの」もちゃんと存在します。今回は「建築物にならないもの」についてお話をしたいと思います。

 

 

以下が、建築物にならないものです。

 

‥效呂膨蠱紊靴討い覆い發痢淵ャンピングカーなど)

鉄道や線路敷地内にある施設(運転保安施設、跨線橋、プラットフォームの上屋など)

C蔵槽

っ浪柴察高架工作物

 

の貯蔵槽は高さによって準用工作物となり、建築基準法の一部が適用されることもあります。

地下道については地下工作物内の一般の公共の歩行のための道になるので、店舗などと一体で建築物となります。

 

駅のホームの屋根や、跨線橋などが建築物にならないとは驚きでした…!

建築物って?

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

「建築物」という言葉は誰もが聞いたことのある言葉だと思います。ですが「建築物って何?」と聞かれて、正確に答えられるでしょうか?あらゆる建築物を思い浮かべて共通する点をあげれば、建築物の定義がおのずと見えてくるはずです。

今回はそんな「建築物の定義」についてお話します。皆さんが「建築物」と思っていたもの、もしかしたら「建築物」ではないかもしれませんよ…!

 

 

まず、「建築物の定義」というのは分かりやすく伝えると…

「土地に定着する」

これが建築物の大前提となります。かつ次のいずれかのものを「建築物」といいます。

 Р虻と柱があるもの

◆Р虻と壁があるもの

:屋根と柱または屋根と壁に付属する門や塀

ぁТ冤のための工作物

ァ地下や高架の工作物内(高架鉄道、テレビ塔など)に設ける店舗、事務所、興行場、倉庫などの施設

ΑЛ 銑イ棒澆韻蕕譴觀築設備

 

となっています。

 

,鉢△亙かりやすいと思いますが、い砲弔い得睫世靴泙后

よく屋根がない野球場、競技場などがありますが…、それらは客席があれば屋根がなくても「建築物」になります。

 

続いてイ砲弔い討蓮△海舛蕕凌泙鬚翰ください!

 

図にもあるように、地下街にある店舗や事務所などはすべて建築物となります。例をあげると東京駅の八重洲地下街一帯は「建築物」ですね。しかし、地下道のみは地下工作物内の一般の公共の歩行のための道になるので、建築物ではないです。

 

↓東京駅 八重洲地下街

 

同様に高架工作物内にある店舗や事務所、倉庫などはすべて建築物です。しかし、高架線路は建築物ではありません。こちらも例をあげると神田駅のマーチエキュート一帯は「建築物」で、その上にある線路などは「建築物ではない」です。

 

↓神田駅 マーチエキュート

 

また東京スカイツリーや東京タワーにある展望台や店舗、事務所などは「建築物」ですが、電波塔部分は建築物ではありません。

 

Δ砲△襦岫 銑イ棒澆韻蕕譴觀築設備」の建築設備というのは、建築物に設ける

・給排水

・冷暖房

・換気

・電気

・ガス

・消火

・排煙

・汚物処理の各設備

・昇降機(エレベーター)

・避雷針

・煙突

などのことを建築設備といいます。

 

 

以上、どうでしょうか?個人的には東京タワー自体、すべてが建築物だろうなと思っていたので驚きました。建築物と言えるのは展望台や店舗などだったのですね。また高架線路も地下道のこともすべて建築物と思っていたので大変良い勉強になりました…!

居室とは

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

みなさん、「居室」とは何かご存知ですか?

居室とは、居住、執務、作業、集会、娯楽などの目的のために継続的に使用する室をいいます。

 

例えば、「住宅」の中でいう居室は…

・居間

・食堂

・寝室

・子供室

・書斎

・応接室

などが居室です。反対に、

・玄関

・廊下

・階段

・洗面室

・浴室

・脱衣室

・便所

・押入

などは非居室となります。一時的に使用するだけで、常にそこにいるわけではないので非居室となっています。

 

では、「学校」の場合はどうでしょうか?

学校は住宅と違って色々な室が存在しますが、どれが居室で非居室になるのでしょうか?

ゞ擬

⇒科室

2山攫

た渊饉

ヂ琉藉

更衣室

用具室

┸Π室

倉庫

 

正解は、

´↓きキ┐「居室」でした。ΝЛは「非居室」です。教室も理科室も体育館も、学校にとっては学生たちが日々過ごす場所なので「居室」となるわけですね。

 

 

「病院」の居室は、

・病室

・診察室

・医師室

・ナースステーション など

 

「店舗」の居室は、

・売り場

・食堂

・調理室(厨房)

・事務室

・休憩室 など

 

となっています。人が常に過ごしている、作業をしている室が居室です。

居室と非居室では規定も変わってきます。居室は、人との関わりが強い部屋であることから、健康や衛生に関する規定や、防火や避難についても規定されています。採光(部屋に取り込む太陽の光)や換気、日照、天井の高さ、床の高さなども居室に関する規定として決まっているのです。それらは住宅、学校、病院、店舗でそれぞれ異なります。