一日一発見
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擁壁工事と4週強度
地鎮祭も終わりまずは擁壁工事です。
計画している建物にとって最適な場所にRC造(コンクリート)で擁壁をつくります。コンクリートはじつは結構ローテクな素材でして、構造用合板でコンクリートをながす壁を作り、それを鉄パイプで外部からサポートします。上のような状態になります。

写真右の部分がエントランスにつづく階段になり、左側の部分の奥に住宅がたちます。

コンクリートを打設した直後の写真です。コンクリートのことをよく素人の人は「コンクリートが乾く」といいますが、正確には「コンクリートが固まる」といいます。
コンクリートは材料の特製で打設後すぐには強度がなく徐々に内部のセメントと骨材(砂利)、鉄筋が固まり適正な強度がでます。適正な強度がでるまでに4週間かかるので「4週強度」といいます。

加重がかかる場所は「4週強度」がでるまでは下からつっかえ棒のような支保工(しほこう)でさっさえてないといけません。壁の部分は4週間も型枠をつけておく必要はありませんがなるべくながく押さえていた方がコンクリートの表面にクラックが入りにくいのでいいです。

雨の中の地鎮祭
光をつかまえる住宅、地鎮祭です。この地鎮祭地方によって流儀があって違いがあります。
ぼくも過去に地鎮祭について書いていますね。

スパルタ地鎮祭(2012年8月)

晴れた日の地鎮祭(2013年7月)

家づくりのプロセスの中での地鎮祭の位置→HP内工事について

今回の敷地は僕自身が思い出のある場所だったので、地鎮祭そのものより、周囲の家や目の前の公園を見て、ああ、あのフェンスに登ってあそんだな、とか、あのブランコから友人が立って跳んで骨折ったなとか自分自身の小学生当時の記憶がいっぱいよみがえってきました。

基本はれ男なのですが、今回はあいにくにくの雨でそんな天気が見える景色を変化させてたのかもしれませんね。