今年は羊年ですね。
年賀状を沢山いただいた中で「羊」という文字をデザイン的に筆で書かれたものがありましたが、この「羊」という文字シンプルだけどなんか不思議な形をしているなと思い、事務所にある「字通」という白川静著の漢和辞典で調べてみました。
「象形」
羊を前からみた形で、牛と同じ書き方である
「訓義」
ひつじ。祥の省文、よい、めでたい、めでたいしるし。
なるほど、十二支はもともと中国から来たものだと思いますが、古来より身近にいた動物や想像上の動物がえらばれたのだとしたら、食べたりするというよりの、衣類を作るための家畜としての羊が身近にいてえらばれたのかな。
また子供が母親の胎内にいるときには「羊水」に浮かんで?いるわけで、体内の中の温かい環境を羊の毛からインスピレーションをうけで名付けたのかもしれません、あくまで僕の想像の話ですが。
そんなわけで今年は羊年。身の回が羊の毛の中のように温かい環境ではないような変化の多い状態ですが、12年後の羊年の頃には「あのころはのどかだったよね」というようになっていると思っています。今年も今を精一杯いきてゆきたいなと思っています。