ふたつ屋根の住宅がちょっとかわった屋根形状しているのはトップライトをあちこちにきれいに配置したかったからです。室内からトップライトを見上げたときにガラス面だけしか見えないようにしたいと考えていたのでその為に書いた図面をもとに現場で説明をします。
屋根の仕上げがガルバリウムなのでそれを施工する板金屋さんと大工さん両方に立ち会ってもらいどのようにしたいかという意思を図面やら言葉やらでつたえます。図面上ではできると思っていることも実際の現場になると納まり上うまくいかなたったり隙間が小さすぎて道具が入らないという場合もあります。
そういうことを現場で調整していきます。また設計者だけでは閃かなかったもっとよい納まりがうまれることもあるので、この打ち合わせは個人的にはかなり好きです。
今まで仕事をしてもらった中で一番ヤングな(表現が昭和ですが)大工さん。仕事が早いし丁寧で奇麗です。こういう大工さんに出会うとまたお願いしたいなぁとおもうんですよね。
できあがるとこんな感じになります。次は屋根の縦ハゼのラインと壁の縦ハゼのラインを奇麗にそろえることが大切です。実際は壁の割り付けを崎に決めてしまいそこから逆算して屋根を葺いているので、必ずきれいにあうはずです。