一日一発見
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ふたつ屋根の住宅トップライト
 
ふたつ屋根の住宅がちょっとかわった屋根形状しているのはトップライトをあちこちにきれいに配置したかったからです。室内からトップライトを見上げたときにガラス面だけしか見えないようにしたいと考えていたのでその為に書いた図面をもとに現場で説明をします。

屋根の仕上げがガルバリウムなのでそれを施工する板金屋さんと大工さん両方に立ち会ってもらいどのようにしたいかという意思を図面やら言葉やらでつたえます。図面上ではできると思っていることも実際の現場になると納まり上うまくいかなたったり隙間が小さすぎて道具が入らないという場合もあります。

そういうことを現場で調整していきます。また設計者だけでは閃かなかったもっとよい納まりがうまれることもあるので、この打ち合わせは個人的にはかなり好きです。

今まで仕事をしてもらった中で一番ヤングな(表現が昭和ですが)大工さん。仕事が早いし丁寧で奇麗です。こういう大工さんに出会うとまたお願いしたいなぁとおもうんですよね。

できあがるとこんな感じになります。次は屋根の縦ハゼのラインと壁の縦ハゼのラインを奇麗にそろえることが大切です。実際は壁の割り付けを崎に決めてしまいそこから逆算して屋根を葺いているので、必ずきれいにあうはずです。

音楽家の住宅上棟式
 
音楽家の住宅の上棟式が執り行われました。

梵天を2階の柱に固定し、五円玉を12枚ぶら下げて式を執り行います。この五円玉を結びつけるしきたりは愛知県、静岡県ではポピュラーですが、関東圏ではあまり行わないようです。式で使用した五円玉は式終了後この敷地を守っている神社にお賽銭として奉納します。

式がおわりお施主様から大工さんや工務店の現場監督、設計者のぼくなどにお祝いの品をいただきました。これだけならぶとなかなか壮観です。

今回とっても感動したのはこのお施主様の手書きのメッセージ。ひとつひとつにメッセージをかいて包装するのはなかなか手間のかかることです。でもこういうことをしていただくと、なんか「がんばらなきゃ」という気持ちになりますね。このお施主様は奥様がとってもグルメなので打ち合わせの時も楽しみでしたが、このお菓子もとってもおいしかったです。

ふたつ屋根の住宅
 

ふたつ屋根の住宅です。上の写真は上棟時の写真です。このちょっとかわった屋根型がふたつならんで配置されています。
屋根の下は屋根なりに勾配天井になったり、トップライトがついたりロフトになったりします。

防水シートがしき込まれた時の写真です。正面から見ると屋根と屋根の間の「谷」の部分に水がたまってしまいそうですが、みえないところで細工をして「谷」部分に集まった雨水は後方のほうへ自然に流れるようにしてあります。

屋根の仕上げ(ガルバリウム縦ハゼ葺き)がおわったところです。だんだんと屋根がふたつ連なっている感じがでてきました。スタッフも勇気を持ってお隣の住宅(現在のお施主様のお住まい)の屋根の上にのぼって写真撮影しています。彼女にとっても初の大型物件の現場監理なのでなのでなかなか気合いがはいっています。屋根に登るため?か現場に来る時はかかとのない歩き回るのがらくちんなペタンコ靴を鞄に入れてきています。

電気屋さんの車
 
現在現場進行中の「ふたつ屋根の住宅」の電気工事をしてくれている職人さんの車です。住めそうなぐらい整然と整理整頓されてる・・・

こういう仕事道具を大切にきれいに扱っている人はたいがい仕事も上手です。どんな職人さんかなとおもい現場に入ってみると

なんとおそろいの靴下。しかもズボンの裾の部分を靴下の中にいれておしゃれです。どうしていれているのか気になったので聞いてみると

「作業の邪魔だし、ひっかかるから」

なるほど合理的な発想からなんですね。このあと打ち合わせをししばし作業を見守っていましたが動きも的確。頼もしいです。