「長靴の法則」
そんなものは世の中にありませんが昨日から長靴の事を考えていたらいろいろと頭の中で繋がることがあったのでちょっとまとめてみる。
きっかけは
最近羨ましいことがある。それは雨の日女性が長靴を履いていること。長靴を履きたい訳じゃなくって長靴を履く時の気分が羨ましい。子供の頃長靴をはくと「どこへ行ってもいい無敵状態」(水たまりに入るだけだけど)になった記憶と気分が思い出される。いいな長靴
なのだがこの長靴が水たまりで無敵の法則って仕事のこととすごく同じだなとおもってます、今。
僕の考える「長靴の法則」は3つのことから成り立っていて
1.強み 2.ポジション 3.ゾーン
1.強み
長靴は雨の日に濡れずにどこでもいけるというワクワク感がある。特に水たまりとかね。
仕事においては言わずもがな。各自のやっている仕事で何が他者と差別化出来ていて顧客に対して提案できる強みになっているか。自分の強みが分かんなくなっちゃっている人や色々な事に手を出しすぎている人をみるともったいないなぁと思うんですけどね。
2.ポジション
長靴は雨の日に履くというあるシチュエーションの場合に最初に頭に浮かぶポジションを獲得している。
仕事においてもポジショニングというものはあって、ある特定のジャンルや特殊な仕事の場合「やっぱりあいつだよね」というふうに一番最初に他人の頭にうかぶかどうかが重要だと思っています。ポジショニングが確保されていないと価格競争に巻き込まれたり、機会損失したりして結局疲弊していく。日本一高い山が富士山ということはみんなが知っているけど2番目の山を多くの人が知らないようにここは1番を目指さないといけない。エネルギーが分散するとすべてが中途半端になってポジショニングの獲得がうまくいかない。
3.ゾーン
長靴は雨の日のみずたまりのある街や畑、アウトドア、工場などその強みを発揮するゾーンがあって、そのゾーンの中で最大限に強みを発揮出来る。晴れた日や打合せ時、などTPOにあわせないとただのマヌケになる。いつも強みを発揮出来わけではないという限界がある。
仕事では身の丈に合ったというか、ある程度自分のキャパを理解しその中またはそれより少しはみ出したぐらいのことを積み上げていかないと結局信用を失うことになる。ゾーンは広い方がいいけど徐々にしか広くならないのと、自分が好きなことと強みがおおきくゾーンを逸脱している場合はやらないほうがいいのかなと考えています。まずはゾーンをオーバーラップさせること。おおきな風呂敷を広げて結局なにも進捗しないぐらいだったら、小さくてもそれを中心にゾーンを広げた方がいいと考えています。
まあこの文章もいま無性に長靴がほしくなっているというエネルギーを分散させているだけかも。