土地探しから関わらせてもらっている住宅があります。
土地の情報はクライアントが見つけてくる場合もあるし、こちらが探してくる場合もあります。土地は更地や既存の建物がたっているとどうしても悪いところに目がいきがちです。
それを冷静に分析し、光の入り方や周辺環境、隣地にたっている住宅との開口部の関係等をお施主様といっしょに現地にいって話し合います。
何件か土地を見ていくとそのうち「びびび」とくる土地に出会えるものなので、その土地にどのような住宅が建つことが可能か土地を購入する前に提案します。
この土地は間口が狭く(約5M)で奥行きの長い(32M)のいわゆる「うなぎの寝床」です。しかしそういった土地のネガティブな条件を設計によって乗り越えれることができればトータル(土地+建物の金額)としては幸せな買い物となります。(この土地は破格の安さ)
この土地は僕の方が「びびび」とくるものがあったので提案することにさせてもらいました。約2週間時間をもらい提案したのが下の模型のような住宅です。
平屋+中庭型の住宅です。玄関を入ると全面がガラスになっており目の前に中庭か開けています。その中庭を取り囲むようにリビングや水周り等を配置させた案です。