一日一発見
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ちいさな集合住宅 上棟式

スタッフの杉田です。
先週行ってきました!上棟式!

集合住宅なのですが、どの部屋もスキップフロアになっていて、天井高が全ての部屋で違うんです。
大工さんは少々(かなり)困惑気味でした。
複雑な構成ですみません・・・

でも、建物の中に入ってみてこの空間を味わってみるとやっぱりいい!
これから現場に通うのがますます楽しみです。


この道具は「はっかい」といって、梁をもちあげる道具です。
さて、なぜ「はっかい」と呼ぶのかといいますと、孫悟空からきているそうです!

猪八戒がいつも持っている半月板の道具に似ているからだそうです。 
でも実際もっているのは・・・・

沙悟浄なんです!!笑
どこかで間違えちゃったんでしょうね〜・・・

現場は毎回新たな発見があってやっぱり楽しいですね。
次回はいつ行こうかな〜

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土地探しと模型

土地探しをして、着想からプランニングをしたら早速模型を作ってみます。

このタイミングでは1/100スケールでつくります。模型での1センチが1Mなので、身長が170センチの人の模型は約1センチ7mmです。うちの事務所では1/100の人の模型をかってきてオレンジ色に塗ってあります。

模型を作るメリットは空間を覗き込むことができることです。開口部から模型をのぞきこむと小さながらキッチンでの雰囲気やリビングへの光の入り方など図面では分からないことが沢山わかるようになります。

クライアントには土地購入前に
手書きのプランニング(1/100)+写真のような模型(1/100)を提示し、その土地を購入するかの最終決定をしてもらいます。

覗き込むとこんな感じの見えます。この案では飛び出した建物の下のエリアが駐車場になることを想定しています。この飛び出しが側にもバルコニーがあり、模型の木がある部分も庭として作り込みます。

リビングは吹抜けがあり、実際の広さより広く感じるようになっています。
さて、クライアントに気に入ってもらえるかな。

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秋用時計ベルト購入

先日も紹介した浜松市の危険なセレクトショップseptimo ELM(セプティモ エルム)で秋色の付け替えベルトを購入。これランチ3回分ぐらいの値段で買えます。

8月いっぱいは現在の白が入っているものを使いますが秋になったら新しいものを使う予定です。エンジ色の服は持ってませんがこうして身につけるものに今までつかっていない新色がはいると気分があがります(僕だけ??)

先日も打合せにいくとお施主様から
「それ衝動買いのベルトですね・・・」と指摘されました。こういう服が好きな所もちゃんと仕事にいかしている(つもり)なのでよしとしましょう。

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着想とプランニング
土地探しが続いています。

前回の後更に2敷地候補を発見したというおしらせをうけ、いっしょに土地を見に行きました。
両方とも愛知県豊橋市の牛川エリア。用水路のすぐ側ですが、豊橋公園も近く、町並みとしておちついたエリアです。クライアントも前もってそれぞれの敷地からの通勤のことを考え、自転車で敷地から豊橋駅まで走られたそうです。

敷地2は交通の便がいいですが、周囲からの視線が気になるので建物の配置と外構計画でプライバシーを確保するゾーニングがいいのではと考えています。

敷地3は全面道路が狭いので敷地まではいるのにやや苦労しますが、敷地内の高低差を生かし開放的でダイナミックな住宅ができそうな場所です。

頭の中でだいたいのゾーニングや各住宅のコンセプトを固めてからプランニングします。最初にこんな雰囲気がいいなという着想を得ることが重要です。

着想もないままプランニングするとありきたりのつまらない住宅になってしまいます。

「着想」と「プランニング」をいったりきたりしながら内容を詰めていきます。

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選べることの良さ、悪さ
たびたび登場するseptimo ELM(セプティモ エルム)でまたまたヤバいものに遭遇しました。革の長財布。革はエルメスのバックと同じものをつかっているそうです。まあとにかく発色がいいのと通常見かけないいい色があるところが魅力です。

全18色。これだけあると壮観ですが自分の中で好みの色等がないと選ぶもの大変です。ポジティブに考えれば「選ぶ楽しみ」ネガティブに考えれば「選別する苦しみ」

建築の提案をする時、僕の場合は多くて3案、少ない場合は1案で提案します。クライアントの中に明確なビジョンがある場合は3案でも10案でもその中から選ぶことができますが、家作りの場合はなかなかそういう人はいません。

なのでカタチにする前になるべく沢山の時間をかけてヒアリングし、趣味や嗜好を読み取りそこにめがけて提案するという場合が多いですね。キャッチボールしながら作り上げていく建築だからできるよさだと思います。

いっぽう「財布を買う」という行為は皆が既に何度か経験していることなので18種類から選ぶという行為はポジティブに「選ぶ楽しみ」になりますね。僕の場合「これかこれ」という2色には即断で決めれましたがその次の一歩が決めれなかったので次回の楽しみとしてとっておくことにしました。


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小さな集合住宅
 小さな集合住宅を担当しているスタッフの杉田です。

配筋検査も無事終わり、いよいよコンクリート打設です。
それにしてもこの現場のチームプレイが毎回すばらしいんです・・・


次々と来るミキサー車からコンクリートを打設し、バイブレーションで締め固めていきます。
この現場の基礎は地中梁をいれているので水平力、 地盤反力、不同沈下などの応力に抵抗してくれます。

そうこうしているうちに基礎の打設だけで10台のポンプ車がきました!


コンクリートがひび割れを起こさないようにタンパーという板状の道具でタンピングをしながら、
仕上げはコテで表面をならしていきます。これもまたすばらしい職人技です。
途中から大きな羊羹にも見えてきましたが、それくらいツルツルなんです!

今週末はいよいよ上棟式!私も職人さんたちに負けないように頑張ります!

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インスピレーションのモト

先日大阪へ新しいプロジェクトの現地調査に行ってきました。

今度のプロジェクトはショッピングセンターの中に作るのですがそのすぐ横にアウトレットモールがあります。しばし現地調査をし、吸い込まれるようにアウトレットモールのほうへ・・・

見つけちゃいましたよ、そこでいい感じの麻のストール。ベルギーのデザイナーのものです。グレー、こげ茶、ブルー、スカイブルーに細いラインが模様で入っています。両サイドはオレンジ色のパイピングになっていてまたそれがいい。

こういう多色の生地をみると色合わせの参考になります。という言い訳で購入。これから先現場がはじまってこの敷地に行くことが楽しみな反面、自分をコントルール出来るか不安

まあいいっか!


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土地探し

土地探しから関わらせてもらっている住宅があります。

土地の情報はクライアントが見つけてくる場合もあるし、こちらが探してくる場合もあります。土地は更地や既存の建物がたっているとどうしても悪いところに目がいきがちです。

それを冷静に分析し、光の入り方や周辺環境、隣地にたっている住宅との開口部の関係等をお施主様といっしょに現地にいって話し合います。

何件か土地を見ていくとそのうち「びびび」とくる土地に出会えるものなので、その土地にどのような住宅が建つことが可能か土地を購入する前に提案します。

この土地は間口が狭く(約5M)で奥行きの長い(32M)のいわゆる「うなぎの寝床」です。しかしそういった土地のネガティブな条件を設計によって乗り越えれることができればトータル(土地+建物の金額)としては幸せな買い物となります。(この土地は破格の安さ)

この土地は僕の方が「びびび」とくるものがあったので提案することにさせてもらいました。約2週間時間をもらい提案したのが下の模型のような住宅です。
平屋+中庭型の住宅です。玄関を入ると全面がガラスになっており目の前に中庭か開けています。その中庭を取り囲むようにリビングや水周り等を配置させた案です。

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服をつくるように家をつくる

今設計中の住宅の模型です。

ぼくは昔から服が好きだったのですが、現在は建築の設計をしています。少し前までは

「服は服、建築は建築」

と考えていたのですが最近はそういったボーダーラインってなくしてもいいんじゃない?なしにして考えた方が楽しくて新しいものが作れるんんじゃない?と考えています。

服を最初にいろいろといじり出したのは高校生のときの「学ラン」です。当時は中ラン+ボンタン(ああ、なんて懐かしい響き!!)が主流でしたが、僕は短ラン派でした。全く新しいものを買う程お金もないので当時着ていたものを縫製屋にだして、身頃をタイトにし、裾の長さを短くし、ボタンの数を5つから4つにへらし、エッジの部分をラウンドさせ、ステッチをいれて・・・と込み入った話になりましたがいろいろと仕立て直ししてもらいました。

実は住宅の設計もそれぐらい自由なものだと考えています。別に他人が住んでいる家と違ったっていいし、いろいろな寸法や素材も自由だと思っています。そういう意味では今僕がやっている仕事「高校生の時ぼくの学ランを縫製してくれたおばちゃんの仕事」と近いものがあります。

そして自分の好きなこと(ファッション)を、実際の仕事(建築設計)とリンクさせて考えると本当にワクワクします。

さてこの住宅、お施主様とマテリアルの好みにおいて共鳴する部分が多いので、それをさらに発展させて「服のような住宅」ができればと思っています。

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いざ上棟

湖畔の別荘もいよいよ上棟です。ここからがたのしいたのしい現場の時間です。

全体を撮るためにかなり引いて写真をとっていますがこの別荘かなり大きい(大きく見える)です。

上棟式にむけて棟梁が棟飾りを組み立てています。東三河地方では上棟式の時に「お米」「塩」「お酒(日本酒)」のほかに5円玉を12枚お施主様に用意してもらいます。

「お米」「塩」「お酒」は建物の4隅にまき、5円玉は上棟式後、その土地の神社またはお施主様と縁のある神社に奉納してもらいます。

この写真に写っている入り隅の丸太柱の部分、梁の受けの部分にこの建物のディテールでこだわったことが凝縮されています。左側の梁が飛び出しているのはこのあとの現場進行に従ってきれいに切り落とされます。

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