地震から約10日経ちました。
全く関係ない事柄ですが、9/11と3/11は丁度半年のインターバルなんですね。
被災地の皆様からしたら東京の事務所の状況等たいしたことなく、わわわれがいつもの日常活動をおくり、まわりまわって復興のサポートをしないといけないなと感じています。
地震当日は電話をしていました。いつもの感じで地震が収まるだろうとそのまま話し続けていましたが、ぜんぜん収まる気配がなく、これはまずいと想い、バルコニーに退避しました。事務所はRC造の5階建てのビルの5階ですが、本当によくゆれました。
建物自体は真四角なのですが、道路に面して各階バルコニーを設けているせいか、道路に垂直の壁が多く、道路に並行の向きの壁が少ないです。そのため、道路に対して平行の向きのゆれにこのビルは弱いんでしょう。事務所にあるモニター4台のうちその弱い向きに向いているモニターだけ倒れていました。(後日確認)
地震当日はその後揺れが落ち着いた後にスタッフみんなで外に退避し、新宿の高層ビルの足元の広場で1時間程様子をうかがい、その後徒歩で帰宅しました。
新宿の高層ビルも目で見てわかるほど揺れていてこれは大変なことがおきたんだな という感覚と、いままでに味わったことのないゆれのため恐怖を感じました。
その後の週末は事務所休みにし、先週から徐々に通常の業務に戻りつつあります。
いままで設計させて頂いた住宅にはどこも被害がなかったことが、不幸中の幸いです。
また、遠方のお施主様複数箇所から安否確認のお電話もいただき、大変ありがたい思い出いっぱいです。こんなときこそ、建築業に携わる一員として、出来ることを精一杯やっていきたいとおもっています。