一日一発見
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おしゃれな鉄筋職人(親方)
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今施工中の物件の鉄筋工事をやってもらっている方は実はなかりおしゃれです。

この写真の方。
「顔を出すのはカンベンシテ〜。昔いろいろと悪さしたから。
がっはっは」(本人談)

なぜおしゃれかと感じるかというと、今は写真のような冬用の「トライチ」を着用するしていますが、秋口に現場で会った時は上着の柄が大変すばらしい「トライチ」を着ていたからです。

現場で汚れるであろうのに、白地に青色で全身に模様が入っているものを着ていました。この方は、服とかが好きだろうな と思って話しかけてみると案の定、昔はデザイナーになりたかったそうです。

なので現場でも配筋というコンクリートを打設してしまったら全く見えなくなる部分でも、いかにきれいに美しく配筋するかにこだわっているそうです。

そういったこだわりが高じて、難しい配筋でも出来るようになり、結果として仕事の引き合いは大変多いそうです。

もっと突っ込んで話してみたら、この方はブーツが好きらしいので、今度現場に行く時は前もって連絡しておいて、自慢のブーツを見せてもらう予定です。


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現場で喧嘩しないための色分け
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コンクリート造の建物はコンクリート打設前に設備用の特殊な金物を設置します。写真の青や、緑色のものがそれです。


設備用(給排水の配管を固定したり、支えるのに使用します)


建築用(天井の下地を支える材をコンクリートの天井面から吊るすのに使用します)


電気設備用(照明器具や電気配線を支えるために使用します)

各種業種によって色が違うのは、他の業種の人が自分が設置したものを使ってしまわないようにするためだそうです。色に違いがないと都合のいい場所のサポートは、早いもの勝ちになってしまいますからね。

「自分の下地の準備は自分でしろよ」 って訳ですね。

またこの色は関東圏の現場の場合「設備は青色、建築は緑、電気は黄色」と暗黙の了解のもと決まっているそうです。一体誰がこのように決めたのが知りたいです。

関西とは関東では使う色は同じなのかな?こんど関西の友人に聞いてみます。


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特注ステンドグラス
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特注のステンドグラスを製作してもらおうと思っている案件があります。

不思議な縁でステンドグラスを製作してくれる人に出会い、先日工房に伺いました。それまでは詳しく知りませんでしたが、関係書物を購入し、その道のプロ達に話しを聞くと、日本のステンドグラスは宇野澤辰雄と小川三知というパイオニアによって築かれたそうです。




調べると今まで知っていたステンドグラスは、ステンドグラスでできる表現の一部なんだなということがわかりました。小川三知はもともと日本画を志した人ですが、色々な要因がかさなってステンドグラスで日本画の伝統を表現しようと考えて製作に励んだようです。

西洋のステンドグラス+日本画の伝統をただの「足し算」ではなく、相乗効果をもたらす「かけ算」にまで昇華しています。

今回の案件もただステンドグラスを使うというだけでなく、そこを訪れる人達の心にのこる空間としてデザインしていきたいと思っています。


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ワクワクする現場
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今RCの現場監理をしている物件がある。

現在1階のコンクリートの打設を終えたばかり。RC造はコンクリートを流し込んで型枠を外してみないと仕上がりが分からないが、そのコンクリートを流し込む(打設する)直前の状態が僕は好きです。

写真のような支保工(シホコウ)というサポート材がコンクリートの加重を支えるように現場内に竹林のようににょきにょきといっぱい立っています。

コンクリート造の場合壁の型枠は基準強度がでれば数日で外す事ができるが、スラブ等垂直加重を受ける部分はコンクリート打設後、4週間たたないと外せない事になっています。

つまりこの支保工は最低でもあと4週間はこの状態でコンクリートを支え続けています。

この支保工があると「いよいよ現場が始まったな」と妙に実感できるのですが、コンクリート造の場合打設後には構造体を変更出来ないので、この時点でいろいろな納まりがすべて決まってないといけません。

なので現場では悠長に現場が始まった事に感じ入っている場合ではなく、図面でチェックしたことがその通りに出来ているか確認する作業が必要となります。



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杉皮網代[スギカワ-アジロ](手編み)
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現在設計中の大型リフォーム物件の天井です。

杉皮を網代状に手編みした部分がありました。網代状クロスはよく見かけますが、本物の網代を広い面積で目にすることは結構まれです。

手編みならではの職人さんの息づかいというか、苦労して編んだ様子を感じることができるすばらしい天井でした。現在ではなかなか天井にこういう手の込んだことができにくくなっています。

この建物が建設された時の時間の流れのゆっくりさは今となっては取り戻す事はできませんが、「ゆっくりする」空間づくりは今でも出来る事だと思っています。

そのためには何を残して、なにを引くべきか。そんな引き算のデザインに取り組み中です。


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20年ぶりの茶色の革靴
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茶色の革靴を購入した。最近はほとんどスニーカーを履いていたのですが、たまには革靴をはくのもいいもんですね。姿勢がよくなる気がします。(あくまで気がするだけだけど)

茶色の革靴というのは20年ぶりで、記憶にある限りでは、高校生の時に履いていたローファー以来だと思います。

昨日はじめて履いたのですが、帰り頃に問題発生。右足の外側のくるぶしの下が靴の縁に当たって痛い。

靴のサイズが違うのか、自分の足の形が違うのか・・・・・

計ってみました。靴は全く同じ寸法だったので足の形が違うんですね。慣れるまでは厚手の靴下でも履こうかと思っています。

他の人はこういう時どうしているんでしょうか?なにかよいアドバイスがあったら教えて下さい。


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RC打ち放し
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今やっているRCの物件は打ち放し仕上の面が多数有り、現在現場で作業している型枠の立て込みが仕上に直結するため細心の注意をはらって施工してもらっています。

現場サイドもいろいろなことに配慮してくれていて、今日はその一つをお披露目したいとおもいます。

それは「入り隅の部分の型枠の取り合い」です。型枠は910mm×1820mmの大きさですが、通常はコーナーの部分はどちらかの型枠を勝たせて90度に立て込んでいきます。

そのようにすると上の写真のような部分はどちらかの型枠の小口が見えてしまい、コンクリートを打設した時にその「小口」の部分だけ色が違ってしまう時があります。

色が違ってしまう原因は型枠の表面部(写真では黄色い面)はコンクリート中の水分はしみ込まないようになっていますが、小口の部分はどうしてもコンクリートの中の水分を吸い込んでしまうからです。

これを解決するために型枠を下の写真のように組んでもらっています。

それぞれの型枠の小口を45度にカットしてもらい、その隙間からコンクリートが漏れないようにテープを貼ってもらいます。これをすべての入り隅の部分でやってもらうので相当の作業量アップですが、こういうところで現場の意気込みを感じます。


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RCの物件
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今、RCの大型物件の現場が進行しています。

地上2階地下1階。高さ的な規模はそれほどでもないですが、平面的にいうととにかく大きい。現在地下の部分のコンクリートが立ち上がったところですが地下室だけでも十分に住める様な規模です。

施工サイドとの打合せもタイミングよく、そして効率よくすすんで、とにかく気持ちいい現場です。建築工事の現場監督や、設備工事、電気工事の関係者も経験豊富なので、現場でおきる問題(?)も、問題ととらえるのではなく、どうやって解決するか?という前向きな姿勢なので日々勉強になります。

図面上でチェックしきれなかったことを現場でチェックしようとすると、こちらが想定していたように処理されていたりと、「現場監理」が「間違い探し」ではなく「発展的な解決方法の発見」になっているのがすばらしい。


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オレンジのバイテン
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以前内装の設計をやらせて頂いた小山薫堂さんのパン屋さん、「オレンジの×10」がフリーペーパーを始められたようです。詳しくはオレンジのバイテンのブログを参照して下さい。

いつも新鮮なネタ、そして新鮮な切り口で脚本や番組の企画をなさっている小山さんならではの「なるほど!!」が詰まっていると思います。僕もつい先日ブログで知ったばかりなので近いうちにパンを買いがてらフリーペーパーをもらってこようと思っています。

やきそばパンがおいしいんですよ。


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来年の手帖
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来年用の手帖を買った。去年と同じで黒。
去年も同じ頃にブログを書いていました。「手帖に対するあれこれ」

年々忙しくなっていくことは大変ありがたい事ですが、その忙しさを視覚的に感じるのは「手帖のボロボロになる度合い」です。

同じ手帖を使い始めて4年目ですが、昨年までと大きく違う点は、手帖の角が擦り切れたことです。あちこちの現場に移動したり、打合せに参加する頻度が高くなったせいでしょう。鞄の中で手帖が動き回って擦り切れたのだと思います。

来年も同じ様な調子で手帖と一緒に移動して、新たな出会いをし、デザインによってクライアントの悩みを解決できるといいなと思っています。


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