今日は現場の職人さんをご紹介
ハイブリッド住宅の全体を取り仕切ってもらっている棟梁のクワさんです。見た目はかなり恐い感じで、他の職人さんも一目置いている方です。
僕がこれは施工するの難しいかなあと思いつつも、クワさんに図面を見せて「こうやって作れば、できるんじゃない?」と振ると
「うん、そうだな〜〜・・・・・、ちょっと考えてみるよ」
1週間後に現場に行くと
「やっといたから!」
図面で書いていたのもより更にすっきりと納めてある。
すばらしいです。
こういう時はどこを棟梁のクワさんが工夫して組み上げたかをかなりしつこく観察した後、本人にその内容を確認しつつ、棟梁本人からレクチャーしてもらうようにしています。こういうお互いの立場からの建設的な意見交換が、この現場は大変多いです。現場に行くのも、図面通りにできているかという「間違い探し」ではなく「どうイメージ通りにつくるか?」という発見の場になっています。これもひとえにクワさんのお陰です。
次は
大工のケンさん。この写真は以前にブログで書いた
「不思議な床」の部分に立っているところです。ケンさんはクワさんといつも組んで仕事をしています。なのでケンさんに現場を見てもらうのも2回目です。
クワさん同様、ケンさんとのやり取りも「発見的」なので、最初は現場的に納まらない所とか、納まりが不明な部分の質問なのですが、ケンさんと意見交換して解決していくと、その問題があった部分の方が他の部分より出来が良くなってしまうから不思議なものです。
これが「仕事」の醍醐味だとおもっています。
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