≪今日は何位かな?→ →
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専門学校でインテリアを教えるようになって今年で4年目。いつも思うのは
「教えることは、教えられること」ということです。
なので学校では先生と呼ばれるけど、実はあまり先生っぽくない。ただ彼らよりちょっとだけ歳が上で、ちょっとだけしんどいことを経験したことがあるというだけ。そして学校において自分に課している役割は
「生徒達の背中にあるスイッチをさがしてONにすること」です。
1年目と比べて僕自身もかなり変化していることを実感していますが、今年の変化が一番大きいかも。
先日、今年の最終課題の評価を付けたのだけれど、通常は5段階評価で「5」を付けるのは
30人中2人ぐらいだったのだが、今回の課題では
30人中7人ほどに「5」をつけた。
デザインの授業というものは実際は評価を付けるということは「できない」もののような気もするが僕の中で満足のいくレベルに到達した生徒に「5」を付けている。(いろいろな評価軸を設けていますが)
生徒達がそこまで到達してくれたということがシンプルにうれしいし、生徒達の背中のスイッチを押す手伝いが多少は出来るようになったのかな?という充実感を感じさせてもらった。
そして以前紹介したジョン・マエダ氏の本を読み終わった。
本の最後の最後にあったエピソードを抜粋引用。ジョン・マエダ氏がMITのプールでであった引退した言語学の教授と交わした、『不安』にまつわる短い会話.すごく素敵な示唆にとんだエピソードだと思う.
「不安にまつわる問題はこうです.不安が大きすぎれば、成長はない.失敗を恐れて動けないからです」
「一方、まったく不安がなければ、この場合も成長はない.うぬぼれが強すぎて、自分の失敗を認められないからです」
「すべてはバランスだね」
「でも自分が真ん中にいるとしても、そうであるかどうかを知るには、端に向かって進み、少しばかり行ったり来たりしなければなりません」
「ときには真ん中で迷うこともありうるね」
「よき指導者(メンター)がいれば」
「必要なのは勇気をくれるメンターだな」
「でも、こちらが年をとるにつれて、どんなメンターも去っていくものです」
「そうだね.君にはもうメンターは必要ないのだから」
「レッスンをありがとうございます」
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