一日一発見
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F☆☆☆☆

こんにちは。新人スタッフの本間です。

 

暗号のようなタイトルになっていますが、こちらもれっきとした建築用語になります。

読み方は「F☆☆☆☆(Fフォースター)」です。今回は、この「F☆☆☆☆」についてお話をしたいと思います。

 

 

「F☆☆☆☆(Fフォースター)」とは、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を表す表示です。F☆☆☆☆が最も有害物質の発散量が少ないということになります。

そんなF☆☆☆☆が生まれた背景には、建築後の住宅や事務所ビルにおいて、近年、建築材料や家具、日用品等から発散する化学物質による室内空気の汚染等から起こるめまい、吐き気、頭痛、目や喉の痛み等、居住者への健康に有害な影響が数多く報告されました。それらは「シックハウス症候群」「シックビルディング症候群」と呼ばれ、このような状況から、シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるため、平成15年から建築物に使用する建築材料及び換気設備に関する規制を行うことになりました。こういった背景により同年に、壁紙や塗料などの建築材料が日本工業規格(JIS)改正によって、ホルムアルデヒド(シックハウス症候群を引き起こす原因とされる有害物質)の放射量の性能区分を表すために新たに表示することが決められました。シックハウス対策がここ10年で生まれた規制だったとは意外でしたね…。

そのホルムアルデヒドの発散量のレベルを、JIS(日本工業規格)、JAS(日本農林規格)または国土交通大臣認定によって星の数で分けられたランクの中で、「F☆☆☆☆」は発散レベルの最も低い製品に表示することができる最高ランクの等級になります。そしてこの「F☆☆☆☆」は建築基準法の規制を受けずに使用することができるのです。

ただし、F☆☆☆☆の表示がある製品でも、ホルムアルデヒドの発散量が表示のない、もしくは等級の低い製品よりも少ないというだけで、全くホルムアルデヒドを発散しないということではありません。F☆☆☆☆の等級表示の製品であれば、シックハウス対応製品という位置づけになります。

またF☆☆☆☆の下にF☆☆☆やF☆☆などがありますが、それ以下の等級では使用に対しての条件や使用量の制限があります。F☆においては使用が禁じられています。

 

 

こちらは現場で見つけた置床用のパーティクルボード(木材その他の植物繊維質の小片(パーティクル)に合成樹脂接着剤を塗布し、一定の面積と厚さに熱圧成形してできた板状の製品のこと)ですが、F☆☆☆☆が表示されていますね。なので、こちらは建築基準法の規制を受けずに使用することが可能です。

 

また、F☆☆☆☆を表示する必要のない建築材料も存在します。例えば、

・金属類…アルミ板、銅板、ステンレス版など

・コンクリート類…コンクリート、モルタルなど

・天然石材…石材、大理石など

・木材…ムクの木材、縦継等面的に接着して板状に成形したものでないもの

などはホルムアルデヒドの発散がほとんど認められないことから、居室の内装仕上げや天井裏等への使用について規制を受けません。

 

建物をつくるにあたって、また大切なポイントを見つけられました。人々が最も過ごす機会の多い場であるからこそ、安全に快適に過ごせるというのは大前提ですね。健康第一です…!

壁紙などのカタログを見てみると必ず「F☆☆☆☆」の表示がされていると思います。見る機会がありましたら、その点も是非チェックして見てください!

 

 

 

 

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