とびだす住宅の内部仕上はちょっとかわっています。
天井、壁は構造用合板、床はラワンベニアです。首都圏では見かける事もあるこの仕上、豊橋市ではなかなか見かけません。使うメリットはコスト、そしてその雰囲気です。コスト的には石膏ボードにクロスを貼るよりはやすいのですが、実は手間がかかります。
構造用合板も自然の木をスライスしたものを重ねて張り合わせたものなので一枚一枚に違った雰囲気がありますが、あまりに違うものが隣り合って貼るとおかしいのでそういったばらつきをなるべく均一にして各部屋に割り当てていきます。(棟梁に手間をかけることになるますが・・・)
現場で現在ある構造用合板を並べてみてお施主様といっしょに選別していきます。また構造用合板は「ハンコウ」が押してある方が「オモテ」なのですが今回はハンコウをすべて見えないようにするために「ウラ」面を仕上面として貼ることにしました。
吹抜けの空間も大分出来上がり、気持ちいい感じになってきています。
吹抜けを見上げた写真ですが南方向の高い位置に設けたまどからどっかり光がはいってくるようになっています。今回の住宅はキッチンもオーダーで作ることになっていますが、このキッチンの雰囲気と壁や床の仕上とが相当いいかんじになる予定です。はやくキッチンできないかな。