一日一発見
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7m先の2cmにこだわる

とびだす住宅の現場順調に進んでいます。
外壁はガルバリウムですが、部分的に黒と白を貼り分けることによって建物全体のイメージをシャープにしようとしています。また建物の端部(コーナー部分や壁の一番上の部分など)の納まりをすっきりみせたいと考えているので、そういった端部の納まりも現場で現場監督と職人さんと相談しながら決めていきます。

機能的(雨仕舞)なことを考えるとどうしても野暮ったくなってしまう場所として壁の頂部があります。建築用語では「笠木」または「唐草」といいますが、その折り返す長さを少なくした方がすっきり見えます。

具体的には上の写真の一番上の部分です(これは唐草といいます)な〜〜んにも考えない人だとただ単に下に7センチ程折り曲げますがそれではダサい。なので僕の場合は手前に2センチ飛び出して折り返し、その後下方向に3センチ折り下げます。

このようにすることによって手前に飛び出して折り返した部分の影が建物頂部にでき、また折り下げた部分も短いのですっきりきれいにみえます。(なんて込み入った建築の話しでしょうか・・・)このような地上から見ると7M先の2センチにこだわることによって建物全体の質感がぐっとよくなります。

仕上だけ高価なものを使えばいいのではなく、やはり端部の処理が全体のクオリティを決定するのは洋服と似ています。同じようなナイロンでつくった鞄やジャケットでも価格に差が生まれるのは縫製の良さや、そのブランドが築き上げてきた高いクオリティにたいする信用感からだと思っています。

地味なことですが、こういうことにこだわっていきたい。

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