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アンティーク仕上の玄関扉

この玄関扉、新品ですがアンティーク調に仕上げました。無垢の木を使った玄関扉は何度も作ってきましたがこのタイプは初めてです。

メリット
・やはり本物の木製なので素材感と経年変化したときの「上手な年の取り方」
・アルミ製にはない温かみ

デメリット及び注意点
・無垢なのでかならず扉が反ってくる。その反りをどのようにコントロールするか。
・雨の良くあたる扉の下部と上部で色の違いがでる可能性がある。

上記の様なメリットデメリットをお施主様とはなし、最終的にこの玄関扉部分だけはいつもお願いしている工務店ではなく、店舗の内装等を手がけている工房で作ってもらいました。

塗装は木部に浸透して内部を保護するタイプのオスモカラーという塗料を使用しました。

表面の仕上も「わざと」コーナーのエッジを削り、表面に傷を付け、無垢ならではの厚みを見せるデザインにしてあります。

反りを防止するため木材の年輪から目をみて、木材自身が乾燥して反って行く方向と、雨に濡れて反って行く方向を反対向きに使用しています。これは職人さんとの話し合いの中で、こちらもいろいろと勉強しながらの作業でした。

新しいことをやることはいろいろと試行錯誤があります。建築という「受け継がれた技」がまだのこっている業種ならではの「職人」と「設計者」の発見的なコミュニケーションによって既製品のアルミの玄関扉では作り出せない存在感のある扉になったと思います。

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