楽器の街静岡県浜松市で音楽家の住宅を設計しています。
お施主様は中近東の楽器「ウード」の奏者です。ご夫婦揃って音楽好きで、また楽器も沢山持ってらっしゃいます。人が集まって演奏会を開いたり、趣味の会う人たちが集まってお茶をしたりそんな住宅を望まれています。
ウードという楽器は今まで知りませんでしたが最初の打合せ時に楽器を見せて頂いたり、ウードで演奏したCDなどをお借りしてきました。
奥様セレクトのなかなかいいCD。ドライブにもってこいの曲です。新しい住宅を設計すると当然ですがあたらしいお施主様に出会い、その人独特の趣味や好きなものをおしてもらうことが好きです。
設計をしながらそういった今まで自分の中になかったあたらしい世界をインストールし気持ちをお施主様と同じ様な波長にすることによってよりよい住宅が提案出来ると考えています。基本、人がすきなもので。
今回のお施主様との出会いは「服のような住宅」の見学会でした。土地さがしから関わらせていただきましたが、敷地は「服のような住宅」のナナメ前。こんなに近所に住宅を設計するのは初めてです。(汗)
敷地は浜松城公園のすぐ側でかつてはお城の敷地内だったと思われる場所です。近所には家康の散歩道というのがあったり、徳川家康にゆかりのある場所となっています。