一日一発見
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額縁を使ったニッチ

このニッチは通常のニッチのように壁を凹ませただけのニッチではありません。

壁を凹ませ、凹ませた壁の外側に雰囲気のいい額縁を固定しています。これお施主様の奥様のアイディア。なるほど〜これは考えたことがなかったことですが、やってみるとスゴクイイ!!

遠くから見るとこんな感じになっています。内部の木製の部分は棟梁に作ってもらい、塗装はお施主様が自らやりました。注文住宅ってこういった設計者だけでは思いつかないことに出会う瞬間がたまらなく楽しいです。

お施主様に行ってこれからはこのアイディア使わせて下さいね〜と話したら笑っていましたが、このアイディアあちこちで使うとおもいます。店舗設計などにも応用出来ますね。


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オーダーキッチン

大屋根と暖炉の住宅ではいちもとはひと味違ったフェミニンなキッチンを制作しました。

カウンターは人工大理石の黒、水洗は真鍮製で壁の色はこのエリアだけうすい水色にしました。L字型のキッチンだったのでキッチンの背面には作業台としても使えるアイランド型の家具をデザインしました。家族のメモ書きが出来る黒板や、食器類を収納する棚、PCで作業出来る様なカウンターなどいろいろな要素が複合的に集まったものを一体感をもったデザインでまとめました。

シンクはメインで使う方は写真の様なホーロー製もので

もうひとつ小さなシンクを設け、花などを家に飾り付けるのが上手なお施主様はここで生花の剪定やちょっとした泥汚れの洗い物等をします。カウンターの色、扉のデザインや取っ手のデザインなどもお施主様と一緒に決めていきました。これはオーダーキッチンだからこそ出来る楽しい作業です。

水洗(いわゆる蛇口)は最後の最後までシャワー付きのもの(機能性)と写真のような真鍮製のもの(デザイン性)と迷われていましたが最終的にはこの水洗にして正解だったとおもいます。


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トグルスイッチ

大屋根と暖炉の住宅はお施主様のたっての希望で全てのスイッチを「トグルスイッチ」という写真のようなスイッチを使っています。パチパチスイッチを押すのが気持ちいいです。

パナソニック等の通常のスイッチの方が「ほたる機能」(暗闇でもスイッチの場所が分かるように光る機能)や部屋名表示ができるなど便利ですが味気ないですよね。

このトグルスイッチだとこんな状況でも絵になります。
またよく見ると分かるのですがスイッチプレートに固定用のビスが見えないデザインになっています。スイッチの付け根の丸い部分がネジ式になっていてそれで固定するのですが、下地となる裏ボックスを固定することが大変で、棟梁も苦労していました。なんせイギリス製ですから・・・。発注して取り寄せるのも2ヶ月かかりました。

出来上がってみるといいものです。現場チェックに行く度にスイッチをパチパチ押してました。(その時は電気が通ってないのでどこの照明もつかないんですけどね)

またどこかで使ってみたいな。書斎だけこのスイッチにするのもいいかもしれませんね。

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玄関の先にある壷庭

玄関扉をあけ、エントランスにはいると目の前に壷庭が広がっています。エントランス空間の角の部分の柱をとり、角の部分でガラス同士をジョイントさせた開口部によって外部と一体となったしつらえにしました。

外構の木々が綺麗に見えるように住宅の窓のない壁面(この壁の向こうにはお風呂があります)を背景にし、室内からは見えないところに照明を設置しています。エントランスから見える壷庭部分は芝と砂利を敷き込んでいます。

建物の直近の部分は砂利をしきつめ雨の水はねによって建物が汚れるのを防いでいます。

植物は強いものでこのシンボルツリーも引渡しまでの1ヶ月の間に新しい芽を出し黄緑色の新しい葉をつけていました。



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アンティーク仕上の玄関扉

この玄関扉、新品ですがアンティーク調に仕上げました。無垢の木を使った玄関扉は何度も作ってきましたがこのタイプは初めてです。

メリット
・やはり本物の木製なので素材感と経年変化したときの「上手な年の取り方」
・アルミ製にはない温かみ

デメリット及び注意点
・無垢なのでかならず扉が反ってくる。その反りをどのようにコントロールするか。
・雨の良くあたる扉の下部と上部で色の違いがでる可能性がある。

上記の様なメリットデメリットをお施主様とはなし、最終的にこの玄関扉部分だけはいつもお願いしている工務店ではなく、店舗の内装等を手がけている工房で作ってもらいました。

塗装は木部に浸透して内部を保護するタイプのオスモカラーという塗料を使用しました。

表面の仕上も「わざと」コーナーのエッジを削り、表面に傷を付け、無垢ならではの厚みを見せるデザインにしてあります。

反りを防止するため木材の年輪から目をみて、木材自身が乾燥して反って行く方向と、雨に濡れて反って行く方向を反対向きに使用しています。これは職人さんとの話し合いの中で、こちらもいろいろと勉強しながらの作業でした。

新しいことをやることはいろいろと試行錯誤があります。建築という「受け継がれた技」がまだのこっている業種ならではの「職人」と「設計者」の発見的なコミュニケーションによって既製品のアルミの玄関扉では作り出せない存在感のある扉になったと思います。

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ニッチ(蝋燭型)

大屋根の住宅のはニッチがあります。ひとつは写真のような蝋燭型のニッチです。内部に間接照明を設置し、奥行きを15センチ程にしてものを飾っても良し、飾らなくてもきれいなフォルムが「ぼわん」とうかびあがるようにしています。

設計段階では
「詳細の大きさや形は現場できめましょう!」と細かいことは現場で決めたい僕の気質がでで図面では寸法等を表示していませんでした。建築途中に現場にいってびっくり。

「あの〜ニッチが人の大きさぐらいあるんですけど〜(お施主様奥様)」

そこで現場で奥様自らに鉛筆を持ってもらい下地のプラスターボードに「えいやっ」と理想のニッチを書いてもらいました。

それをベースに棟梁に作ってもらったニッチの下地の状態の写真です。流石です上部の曲面になっている部分の下地の組み方に「なるほど!そうやるのね」という発見があります。

こういう小さく、曲面のものは図面でいくら書いてもなかなか理想の形になりません。そういう時は現場できめるとさくっと決まるのと、そういった大事なプロセスをお施主様と一緒に作って行くのが建築の楽しいところです。

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大屋根の住宅
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こちらはもう一つ進行している愛知県の住宅「大屋根の住宅」です。

実は僕が愛知県で一番最初に設計をさせてもらった住宅のクライアントは高校の友人夫婦だったのですが、その住宅もこの住宅も御主人が「大屋根の家がいい」と要望されてはじまりました。なので正確にいうと「大屋根の住宅2」かもしれません。

その最初のクライアントの奥様は現在その住宅でサロンを経営されていてとてもエネルギッシュに活躍されています。

過去記事(設計段階)

いよいよ現場が始まって内装の仕上の詳細をきめ、家具の実施図面で打合せする段階にきています。クライアントのこだわりがいっぱいつまった、暖炉あり、オリジナルキッチンありの住宅です。色に関する感覚のするどい方なのでこちらも現場にはいってからさらに一緒に勉強をさせてもらっています。こちらも完成が楽しみです。
S邸 その2
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ダイニングからの眺めです。左側に和室、右側にリビング、奥に水回りがあります。階段の手前にはお施主様との打合せの中で発案したちょっとした「面白扉」が設置されます。

この方向から見える空間はこの住宅の中でもリラックスするためのスペースが多数は位置されています。お施主様がこの住宅で生活する中で心が解放される時に空間が邪魔しないようにするために、現在細かいデザイン調整中です。

ちなみに模型のなかに立っている人はドイツ製のため、身長が180センチ以上あります。なので模型上は空間がちょっと狭く見えるかもしれませんが、実際は階段の部分の天井にはトップライトが設置され、光がふりそそぐようになっています。



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S邸
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昨年、住宅の設計をさせていただいたお施主様の紹介で新しい住宅の設計をさせて頂いています。なんというか不思議な縁で、いろいろなことが凄いスピードで進んでいます。

この住宅のお施主様は、いろいろな空間の演出の部分の想像が豊かな方で、それらをうまく設計に生かしながら全体を組み上げています。

敷地のロケーションが本当に素晴らしく、ちょっとした高台にあり、敷地南側には大きな広葉樹があります。日差しの強い夏場は葉っぱがしげり、この住宅への日照を防ぎ、冬場は葉が落葉することで、住宅の吹抜けをとおして家の内部まで日差しが入る様な空間構成になっています。

その他には・・・

ぐるぐるまわれるキッチン

吹抜けのあるダイニング

小上がりのある和室

抜け感のあるリビング

全体を俯瞰出来る「みんなの机」

コーナーガラスによって庭と一体となったエントランス

などいろいろな見所があります。現在実施設計を猛烈な勢いで製作中です。


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