昨年から建築中だった「段差のある住宅」が竣工しました。
建築基準法上では木造2階建てですが、住宅の中には5つのレベル差のある床があります。
1.書斎のある半地下(-0.5階フロア)
2.エントランス、リビング、和室、天井高1.4mの収納室(1階フロア)
3.キッチン、ダイニング、洗面脱衣室、お風呂(1.5階フロア)
4.渡り廊下、メインベットルーム、ダイニングからの収納室(2階フロア)
5.子供部屋2部屋(2.5階)
となっています。各部屋の用途に応じて天井高の変化をつけ、視線が抜けるように各部屋が連続的につながっています。
玄関扉は木製で制作し、表面に陰影があらわれるような加工がしてあります。1階のエントランス部分は天然石(玄武石のスリット上に加工されたもの)を貼りました。雨の日等はこの表面が濡れてもうすこし濃い緑になるのですが、それがまたきれいな色です。