一日一発見
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くるくる君

これがなんだかわかる一般の人は相当な建築マニアです。建築設計をしている人でもみんなが知っているわけではないですが。

これは「在来木造の構造を簡易的にチェックして、柱と基礎などの接合部を固定する金物を選択する」ものです。

もうちょっと説明すると木造の建物も木造の柱とコンクリートの基礎の部分や、柱と梁などを釘だけで固定しているわけではなく、「ホールダウン金物」という金物で固定しています。その金物は性能によって数種類あるのですが、どの金物が必要か?ということを判別するものです。性能の違いは何トンまで引き抜きの力に耐えれるか?という点です。

建築設計の道具の割にはなんか「風水師」がもっている道具とも似ているし、中心の金物で固定された2枚の円盤(写真では青色と黄色の部分で1枚、ピンク色の部分で1枚)がくるくる回る事から、事務所内では「くるくる君」と呼ばれてます。

それっぽい記号がいっぱい書いてあって、まるで魔法の記号のようにも見え、くるくる動く事がこの道具のかわいらしさをアップさせています。(僕だけ?)

「ねえ、○○さん、くるくる君やっておいてね」
(構造チェックして、金物選んでおいてねの意)

といった感じで使われています。

本日2件の木造の金物をこの「くるくる君」でチェックし、先ほど施工者に図面を送ったところです。このくるくる君は神奈川県の検査機関で購入したものなのでもしかしたら東京都やその他の県にもオリジナルの「くるくる君」があるかもしれません。たぶん発見したら買っちゃうだろうなぁ・・・仕事道具だから経費だな。


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オープンキッチンと子供の秘密基地(1.5階レベル)

段々の住宅は1.5階レベルにあります。南面に広がる庭でBBQをやったり、子供が泥遊びをしたあとに直接入ってきたり、ゴミだしをしたりするためにはペラペラ階段を通って写真中央の出入り口から入ってくる事ができます。

キッチン部分は柱状の天井高(2.4M)ですが、ダイニングスペースは天井高が4Mあります。天井が高い事によってキッチンに立った時に広がりを感じられるようになっています。

キッチンに隣接してパントリー(食品庫)があるので食品を買った時等はペラペラ階段から直接キッチンにを通りパントリーに食品を収納出来るようになっています。

ダイニングスペースの傍らには写真のようなスペースがあります。ここには簡易的な階段が置かれ、子供達の秘密基地というなのモノ置きになります。子供の教科書やおもちゃ、絵本等がこのスペースに置かれ、ダイニングスペースがちらからないようになっています。

写真左側には子供達が勉強をする机をあらかじめ仕上材をそろえて設計しました。個人的に吹き抜けに面した机で作業を(勉強はあまりしませんでしたが・・・)することが大好きなのですが、こういった体験や空間の原風景になったのは豊橋中央図書館の2階の勉強スペースです。

個人的な体験を設計を通して、目の前のクライアントにフィットするようにデザインしたのですが「気持ちいい空間」というものがクライアントと「共有」できることは幸せな事です。そのためには設計者本人がいかに沢山気持ちいい空間を「体験」をしているのかが大切だなと思います。


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機械を困らせる
 新東名が開通しましたね。はやく新しい道を走ってみたいという人がよっぽど多いんでしょう。旅行会社が企画した「新東名先取り通行プラン」なるものがあるらしく(ただ、バスで走るだけ)なんと結構な勢いで完売だそうです。新しいPAもいろいろなコンセプトで作られているらしく、そういったポイントで買い物等することも目的でしょうが、この「新しいものがスキ」という感覚、よくわかるし、微笑ましい。

そんな新東名で今ぼくが一番楽しみにしているのは、「道なき道を走ったとき、カーナビがどのくらいトンチンカンなナビをするか?」です。車についているカーナビのバージョンアップは通常年に1回しかないのであたらしい東名を通る人はみんなそういった「こまったカーナビと遭遇するはず。

「ミチガアリマセン」

とか言うのかなぁ。とんでもなく長い距離を(しかも山道)を迂回させて目的地にナビしたり、到着時間が猛烈に長く表示されたいり・・・いや〜楽しみです。そんなこまっているカーナビ君に愛着をもって快適な運転をしたいな。

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企画書はラブレター
先週までのマガジンの締切と、建築の提案やら確認申請やら現場監理やらの怒濤の時間帯をすぎて今週の前半は少しゆっくりできます。

アウトプットが多かったので、無性にインプットしたい衝動にかられ、いろいろな本をよんだり、写真集をみたり、伊勢丹新宿店を散歩したりしています。

今すぐ読みたい本が2冊あってそのうちの1册が「しかけ人たちの企画術」です。企画書っていってもいろいろな企画書があり、企画書をだすことが目的じゃないけれど、ベースには

「企画書はラブレターみたいなものだ」

という思いがあります。ラブレターが好きな女の子(男の子)と付き合うためにどう自分をアピールするか?という文章だとすると、企画書は誰にどういう感情になってもらいたいからなにをするか?ということを明確にするもの。

建築設計の場合の最初の提案もそれに近いものがあります。最近知り合う事になった何名かのクライアントに対して住宅を提案するもの、企画書づくりと近いものだと思います。

そのためには相手のことをよく知り、相手の話しに耳を傾け、ぼんやりした要望を「カタチ」にする必要があります。しかもタダ、カタチにするだけではなく、ハッピーな気持ちになってもらったり、うれしいサプライズを届けたいなという思いがあります。

GWにむけていろいろ提案させてもらえる案件があるので、自分のお尻をたたきつつ、相手の喜ぶ顔を想像して、ひらめきの神様が降りてくるのを祈りつつ考えたいと思います。


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ペラペラ階段
段差のある住宅の外部階段です。素材はスチール製、仕上は溶融亜鉛メッキ(いわゆるドブヅケ)です。新築当初はピカピカですが、だんだんとくすんだグレーになって落ち着いた色合いになっていきます。

鉄板を折り曲げただけの方にするためにササラのH鋼はなるべく小さく75×75mmにしました。階段の両サイドから15センチほど内側にこのササラを設置して、通常の見え方としては「ペラペラ」の階段に見えるようにしました。

横に壁があれば本当にペラペラの鉄板だけで階段を作る事ができますが、今回は階段を取付けたい場所に壁がないため、こうようなデザインにしました。

次は室内で素材が「木」のペラペラ階段を作りたいなと考えています。


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ダイニングキッチン(1.5階レベル)
リビングフロアから階段を9段上がるとダイニングキッチンのあるフロア(1.5階レベル)に上がります。その左側の階段を下りると書斎(-0.5階レベル)その横には天井高1.4Mの6帖ほどの収納があります。

このフロアには

・ダイニング
・キッチン
・パントリー
・洗面室
・浴室

があります。ダイニングスペースの一部は子供達が勉強するスペースをあらかじめ造作し、正面はリビング空間の吹抜けに面しています。渡り廊下の天井部分にはロールスクリーンを設置し空間を簡易的に仕切れるようにしてあります。吹抜けのあるリビング、ダイニングスペースともに夏場のエアコン稼働時に空調の効きに効果を発揮します。

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リビングオーディオ家具(1階レベル)

リビングには壁から浮いた構造のオーディオ用家具を制作しました。

下部の下部にはサイドスピーカー×2個、センタースピーカー、アンプ、DVDデッキ、DVD等の収納スペースを設け、上部の家具にはエアコンを隠し、家具に隠れた部分にプロジェクターからの映像を映すスクリーンが収納されています。

素材はウォールナットで作成しました。下の収納は子供が丁度乗りたくなる高さなので、お子様が小さいうちが目立たない部分に足を取付ける予定です。家具の中には間接照明も仕込み、夜はスクリーン部分は暗く、その他の部分は「ぼわっと」明るくなるようになっています。

リビングは2層吹抜けになっていて、北側と南側をキャラクターの違う庭に挟まれる構成になっています。この写真は2階レベルにある渡り廊下から見下ろした写真です。右側にちらっと見えているのがリビングオーディオ家具です。この渡り廊下の下部にプロジェクターが設置されるようになっています。

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段差のある住宅(書斎)-0.5階レベル

半地下にある書斎は広さが4帖程度ですが、背面を全て黒い背板と棚板の本棚とし、机の前には南側の庭が広がっています。半地下にしたことにより、カウンターと地面のレベルをほぼゾロにしてあります。

床の仕上はウォールナットのフローリングで、壁の仕上は外部との陰影を更に際立たせるため少しトーンを落した織物のクロスで仕上げています。

5段階段をあがるとリビング等のある1階フロアに出ることができます。
カウンターのウォールナット材で作っていますが、全体が暗めのトーンになっているので小口部分のみタモのクリア塗装としアクセントをつけました。

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段差のある住宅(外観)
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昨年から建築中だった「段差のある住宅」が竣工しました。
建築基準法上では木造2階建てですが、住宅の中には5つのレベル差のある床があります。

1.書斎のある半地下(-0.5階フロア)
2.エントランス、リビング、和室、天井高1.4mの収納室(1階フロア)
3.キッチン、ダイニング、洗面脱衣室、お風呂(1.5階フロア)
4.渡り廊下、メインベットルーム、ダイニングからの収納室(2階フロア)
5.子供部屋2部屋(2.5階)

となっています。各部屋の用途に応じて天井高の変化をつけ、視線が抜けるように各部屋が連続的につながっています。
玄関扉は木製で制作し、表面に陰影があらわれるような加工がしてあります。1階のエントランス部分は天然石(玄武石のスリット上に加工されたもの)を貼りました。雨の日等はこの表面が濡れてもうすこし濃い緑になるのですが、それがまたきれいな色です。
大屋根の住宅
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こちらはもう一つ進行している愛知県の住宅「大屋根の住宅」です。

実は僕が愛知県で一番最初に設計をさせてもらった住宅のクライアントは高校の友人夫婦だったのですが、その住宅もこの住宅も御主人が「大屋根の家がいい」と要望されてはじまりました。なので正確にいうと「大屋根の住宅2」かもしれません。

その最初のクライアントの奥様は現在その住宅でサロンを経営されていてとてもエネルギッシュに活躍されています。

過去記事(設計段階)

いよいよ現場が始まって内装の仕上の詳細をきめ、家具の実施図面で打合せする段階にきています。クライアントのこだわりがいっぱいつまった、暖炉あり、オリジナルキッチンありの住宅です。色に関する感覚のするどい方なのでこちらも現場にはいってからさらに一緒に勉強をさせてもらっています。こちらも完成が楽しみです。